2022/11/01
経理代行を依頼すべき中小企業とは?メリットや選ぶポイントも解説
中小企業の経理について、「1人に任せっきり」「急に退職したので人材がいない」「他の業務に集中できない」などさまざまな悩みを抱えていませんか?
これらの悩みはどれも、従業員数が少ない中小企業ならではの悩みです。そんなときは、「経理代行」の利用がおすすめです。
ただ、自社で経理代行を取り入れるのは不安だったり、実際メリットがあるのか分からなかったりする方は多いかと思います。そこでこの記事では、以下のことを解説しています。
・経理代行を利用すべき中小企業
・中小企業が経理代行を利用するメリット・デメリット
・経理の代行先を選ぶときに考えるべきポイント
・経理の外注先にはどのような種類がある?
この記事を読むことで、中小企業が経理代行を利用すべき理由を把握でき、自社の経理業務改善につなげられます。自社の経理でお困りの経営者や、経理・人事担当者の方はぜひ参考にしてください。
【目次】
経理代行を利用すべき中小企業
まずはじめに、経理代行を利用すべき中小企業を4つご紹介します。
・経理人材が不足している中小企業
・経理に時間を割けない中小企業
・経理の人件費が不足している中小企業
・経理全般を1人に任せている中小企業
経理人材が不足している中小企業
経理の人材が不足している中小企業は、経理代行の利用がおすすめです。
経理は専門的な知識が必要となる職種ですが、社員数が少ない中小企業では社員1人1人がそれぞれの経理業務を担当しているケースもあります。このような場合、属人的な対応が多くなったり、ミスが発生したり、効率よく経理を進められません。
そのため、もし社員1人1人が経理を担っている中小企業は、経理代行を利用することでリスクの回避となるでしょう。
経理に時間を割けない中小企業
一般的な企業は経理業務がメインではなく、経理業務はあくまでサブ業務です。ですが、経理業務に時間を取られコア業務が圧迫されてしまっては本末転倒ですよね。
経理代行を利用すれば、経理業務にかかる自社のリソースを削減でき、コア業務に集中できるようになります。
経理の人件費が不足している中小企業
経理代行は、経理の採用にかかる以下のような人件費カットにつながります。
・雇用するための料金
・給与
・教育費
上記は人件費のなかでも一部であり、人材1人を雇用するのにかなりの人件費がかかることがわかります。ですが経理代行であれば、経理代行の料金のみで利用可能です。
人材雇用にかかるコストと経理代行のコストを比較し、どちらのほうが自社にとってのコストカットにつながるのかを確認してみてください。
経理全般を1人に任せている中小企業
経理全般を1人に任せている中小企業は、経理代行の利用がおすすめです。
大企業の場合は、経理・財務が明確に区別されています。また業務も、記帳・給与計算・請求書発行・各種支払いなど、担当者が違います。
しかし大企業と比べ、中小企業では経理がすべて担当するケースも珍しくありません。その結果1人に業務が集中し、代わりがいない、コストが上がるなど、経営上の課題が生じます。それだけでなく、業務過多による離職リスクや定着や後任育成が難しいです。
以上のように、経理全般を1人に任せている企業には多数のリスクがあります。リスクを回避するためにも、経理代行を利用されることをおすすめします。
中小企業が経理代行を利用するメリット・デメリット
中小企業にとって経理代行を利用することには、メリットとデメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。
メリット
中小企業が経理を外注するメリットは、主に以下の4つです。
・経理業務を簡略化できる
・ミス防止につながる
・コア業務に時間を割ける
・コストカットにつながる
中小企業が経理を外注することで、中小企業が経理に抱える悩みの解決へとつながります。
デメリット
反対に、以下のようなデメリットもあります。
・第三者に企業情報を開示する必要がある
・外注に際する管理コストがかかる
・外注先により料金設定が不明確な場合がある
これらのデメリットを解消するには、外注先とコミュニケーションを欠かさないことが大切です。どのように情報が管理されるのか、何をいくらでやってくれるのかなど、確認は必ず行ってください。
経理代行についてのメリット・デメリットは以下の記事でさらに詳しく解説しています。
https://raku.tian.jp/column/what-is-an-accounting-agency/
経理の代行先を選ぶときに考えるべきポイント
続いて、経理の代行先を選ぶときに考えるべきポイントを3つご紹介します。
導入によってどのようなメリットがあるか
経理代行の導入によって、自社にどのようなメリットがあるのかを考えましょう。「コストカットにつながるから」「自社のリソースに余裕が持てるから」など確かにメリットはありますが、正しく利用できない限りはそのメリットを享受できません。
そのため、「経理代行を使ったほうがコストカットにつながる?社員のリソースは軽くなる?」など、自社にとって経理代行を利用したほうが本当に得になるのかよく考えましょう。
何をしてくれるのか
経理の代行先が何をしてくれるのかも大切なポイントです。業者によって、経理の対応範囲が異なるからです。
まずは、自社の経理業務でどこを依頼すればリソースやコスト削減になるのかを考えたのち、業務だけを依頼できるのか確認してください。
信頼できる企業か
先にも述べたように、経理代行を利用するときは情報管理が大切になります。そのため、信頼できる企業でないと、自社の情報漏洩につながりかねません。
そのため、経理代行を依頼するときは、どのようなセキュリティー体制なのかを必ず確認し、信頼できる企業を選ぶのがポイントです。
経理の外注先にはどのような種類がある?
経理の外注先にはいくつかの種類があります。今回は3種類の外注先をご紹介します。
オンラインアシスタント
オンラインアシスタントとは、オンラインで経理業務を依頼でき、依頼した先ですべて対応を完結してもらえるようなサービスを指します。すべてオンラインで済ませたいという方におすすめです。
ただ、依頼するときにある程度経理の知識が必要となります。また、「〇〇も任せていただけませんか?」というふうに他の業務についての営業をかけられることが多いので、最初から依頼する業務範囲を決めておき、それ以外のものは自社で完結することをしっかり伝えておきましょう。
税理士事務所
税理士は、国家資格を保有した企業のお金や税金に関するプロです。そのため、経理に関わる業務を安心して任せられます。
また、経験豊富な税理士であれば、さまざまな企業を実際に見てきているので、経営的なアドバイスを受けることも可能です。
経理代行業者
経理代行業者は、その名の通り自社の経理を代行してくれる業者です。基本的には経理業務全般を依頼可能で、記帳代行だけや年末締めの業務だけを依頼することも可能な業者が多いです。
また、専門性の高い経理業務を比較的安価に依頼できるというメリットもあります。
経理代行の「raku-TiAn」では、お客様のニーズに合わせたサービスのカスタマイズができ、外注したい部分だけをすべて丸投げしていただけます。
また、税理士事務所が運営母体となっているため、資格を持った税理士が所属し、経理に関するノウハウも豊富にあるという点もお客様からご支持いただいています。
もし自社の経理をどこかの業者に任せたいとお考えの方は、ぜひ経理代行のraku-TiAnをご利用ください。
まとめ
いかがでしょうか。
経理代行を利用することで、コスト削減、経理担当の離職リスク低減、特定業務への専念などの効果が期待できます。
ただ、経理業務といってもその範囲は広く、自社のどこを改善すればコスト削減、効率化できるのか分からず困っているケースもあります。
raku-TiAn出は、経理のプロがきちんとヒアリングしたうえで一緒に最適な利用方法を考えていきますので、まずはお気軽にご連絡・ご相談ください。
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